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神秘の湖十和田へ!(カヌー偵察・冷汗編)

前日のトレッキングに疲労が残り3日目は人も犬も休息日
だが私だけ?疲労の抜けが早かったので(笑)
午前中十和田湖を偵察がてらカヌーで漕ぎ出す事に!

中禅寺湖ぐらいの広さなら1周して戻ってくるか!
ぐらいの気持ちになれるが十和田湖はとんでもなく広い
これで広いといってたら琵琶湖なんてどんな事に?なるんだろう
ん~んだが十分に十和田湖は広い

使用したのはかみさんのラダー付シーカヤック
波がある海にも十分対応できるお高い(笑)艇である
ちなみにリプル艇にはラダーはついてません、
だがこの偵察で気持ちに変化が

漕ぎ出す前にきずいたのが水温がめちゃ低い事
天気はピーカンなのだが本当に冷たい!今回真冬しか着用しないドライスーツ
を着たのだがそれでも30秒くらいで足がしびれてくる(怖)
私は冷たい水にはかなり耐えれるのだがそんなレベルじゃない
沖で沈したら間違いなく低体温症で高いお空にいける(笑)
ドライなら少しインナーを着れば水が全く入らないから大丈夫だろうが
普通のウエットなら危険な水温である、天気に騙されてはいけない
そして十和田について3日間風が全く止む気配なし
これだけ広いと波風もあり海みたいである

強風の中漕ぎ出すがさすがシーカヤック安定している
ラダーが付属しているから風に流される事もなく安心して漕ぐ事ができる
入り江沿いを進みあまりに安定しているのでおもしろくなく(爆)
少し危険な場所を目指す事に!
それが湖の真ん中を突っ切って観光船コースに入りどれだけ観光船の波がくるか?
あくまで邪魔にならない範囲でお邪魔してみることに
まあ偵察だからいろいろ経験しておくと次回が楽に対処できるので

そして遥か沖で湖の中心部を横切っている時に異変が起きた
順調に進む艇のスピードがいきなり落ち始めたのである
漕いでも艇のスピードがのってこない、まるでだれか底から引っ張るような~
とにかく水の抵抗が増えているようでスピードが明らかに低下した
中心部分を過ぎるにつれその現象は無くなりスピードも回復
一安心である

実はこの現象十和田湖は中心部分に向かって強い流れが発生しているので
起きる現象のようで以前本栖湖で出会ったJAF隊員にも聞いていたし
今回管理人からも話は伺っていた、だが一番深い入り江部分じゃないから
安心していたのだが?これは自殺体が上がって来ない最深部はもっと流れが強いのかも
湖でこれだけ引っ張られるなんて、自然の力は偉大ですな
この経験で今回十和田湖1周は断念する事にした
あまりにも日程が少ないしいろんな場所から出艇してみて十和田湖全体を知る必要がある
リプル艇で1周するならラダーは絶対必要だろう
本人もまだまだ肉体的に甘い部分があるし次回を目指して!
今回1周はきっぱり諦める事にした
そして今回のために用意したタコめがね、漁師が水中を除くめがねなのだが
透明度が高い十和田湖では最高のアイテム
水中が怖いほど覗けます、カヌーには必需品になりそうです

でもいきなり行かずに偵察して良かった、危険な部分を身をもって体験して
いろいろ判った、だが危険な部分もあるが神秘的で広く美しい湖です
湖畔は山中湖と変わらない賑わいなんですがねー
(次回は観光編へ)
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by soulsurfer1964 | 2009-05-13 15:37 | カヤック・カヌー
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