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おさかな倶楽部の成功例

本日かみさんと富浦のお魚倶楽部へ行ってきた
11時開店だが30分前から行列が始まり混んでいるにも関わらず美味しい魚を食べさせてくれる
どんなに高いメニューでも2500円位だから遠方から足を運ぶ価値はあるだろう

このお魚倶楽部最初の店舗は数百メートル離れたところで営業しており
この時の建物はもっと狭くてメニューも少ない公民館のテーブルみたいなところで地元のおばちゃんがやっていた
その時の様子はこちらhttps://soulsurf.exblog.jp/11494021/

今やその面影はなく南房総でも有名なお店になりつつある
普通の人はあまり感じないだろうが行列が出来るお店として非常に参考になる戦略的な食堂
昔との違いでまず気付くのが従業員の年齢層が昔と比べ若い事である
それは厨房も接客にも言える
バイトリーダーみたいな仕切り役がいてテキパキ指示をしている
働いてる従業員も混んでいるにも関わらず生き生きしている
これは非常に大切な事かなりうまくお客を廻しているのがわかる
開店と同時に入店すると順番に席に座らせていく最高でも4人がけだから8人が一組みだったら2つの席に分けて座らせる
ここで無理に8人席を作らないのがまず正解ここでタイムロスを防げる
こんな時に問題なのが2人のカップルをどう?振り分けるか
4人がけの席に単純に相席になりますが・・・とやってしまえば
印象は当然悪い通常知らないおじさんと同席などカップルには許せない行為だと思うのである
そこで2人席と4人席の比率をうまく分け綺麗にさばいていくこの読みがうまいなと感じた

オーダーの取り方で関心したのが
並んでいる客を全数座らせ注文をとればこれだけの数の客
注文が殺到してトラブルが起きるのは当然
最初に入ってゆっくり選んでいたら30分も待たされた・・とか
あまりいい印象を受けないだろう
例えば彼氏の刺身定食はすぐ来たが彼女の煮付けは30分かかってしまった
彼氏は早く食事を済ませろと言う(笑)その事で喧嘩になり旅行がうまくいかなくなり別れてしまった
おじさんのくだらない妄想先読みだが(爆)
まあこんな事も想定されるだろう、食事がタイムラグなく提供され2人でいちゃいちゅしながらお互いの食を分けあえる
暖かいものは暖かく冷たいもの冷たくこれが満足感に影響する、そしてリピーターになる重要だと
そこでお魚倶楽部のオーダー方式はゾーン式と言えばいいのか、例えば40組みのお客がいたらまず10組みのオーダーをとり
それを厨房が作りある程度料理を提供したら次なる11組みから20組みまでのオーダーを取りまた厨房がその分だけ作る注文方式
これなら混乱が起きる事なくカップルもタイムラグなく運ばれる料理で喧嘩もない(笑)お互いの料理もシェアできる
これは凄いなと。。。感心した
きっといろんな失敗から考えられた方式だろうが改ためて感心

あと褒めたいのがメニューのPOPが見やすい事
POPの大きさや定食の内容そして何がこの定食の売りでありお勧めしたいのか簡潔に書かれている
これが壁一面に貼ってあるのだが非常に見やすい低コストでここまで分かりやすい
普通なら一緒に写真を貼ろうとするがそれがなくても内容が分かり興味をそそられる
写真を貼ると見た目いいのだが手元にメニューがないこのお店
全てのメニューがボード一面に大きく張り出されて写真がないので
逆に自分の頭で想像して頼む事になる
写真がないのが逆に楽しいしメニューは大抵想像しているもの以上が出てくる感じ
客ももっと知りたければ店員に聞くし店員はさらにプラスした情報やお勧めをしてくる
ただ注文を受けるだけでなくプラスのコミニケーションがさらに売上を伸ばす秘訣だと感じる
客層が観光客だからこれはいい要素だろう
売り切れになると札が貼られて売り切れになった定食にも興味が湧く次回その売り切れの定食でリピートしたいみたいな

南房総には成功例だけではなく失敗もあるがお魚倶楽部の成功例はいいお手本なのかも知れない
今回は黒マグロのいろんな部位をいただけるマグロづくしを注文したがこの内容で2500円なら大満足
お魚倶楽部に今度は平日行ってみようと思ってます。
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by soulsurfer1964 | 2018-12-16 22:09 | ☆☆☆0星三流グルメ
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